[田園空間整備事業]

  地域全体を屋根のない博物館に見立て農村の資源(景観・自然・歴史・人物)をありのままの形で展示物(サテライト)として紹介し、農村の価値の再評価や地域の振興に役立てていくことを目的とした事業です。
もっと詳しく知りたい方は下記のURLをどうぞ。

http://www.maff.go.jp
  (農林水産省トップページ内検索サイトより田園空間博物館で検索)


[どうして「豆」の資料館なの?]

  十勝地方の農業の歴史を振り返ると「豆の国とかち」と呼ばれるように、豆作による農業が展開されてきています。
中札内村においても古くから豆作を中心とした農業が営まれており、その「豆」に脚光をあてアピールするため、「豆」資料館として整備しました。


[ビーンズ邸って?人が住んでるの?]

  ビーンズ邸は豆資料館の愛称です。事業上の名称は「豆資料館」となりますが、資料館でイメージされる固い雰囲気を和らげる意味で豆を英語で表し、建物が洋館であることから邸をつけ「ビーンズ邸」としました。
「ビーンズ邸」ということは中にビーンズさんが住んでいる。ということになります。


[ビーンズさんってだれ?]

  架空の人物ではありますが、ビーンズ邸にはビーンズさん、本名豆畑拓男氏が住んでいる設定になっています。
館内は豆畑拓男邸をイメージしたつくりになっており、一歩足を踏み入れると、まるでビーンズさんのお宅にお邪魔しているような錯覚に陥ります。
館内の案内と豆畑さんの詳しいプロフィールはを知りたい方はこちらをどうぞ。


[豆の問屋の小さな資料館]

  帯広市内の雑穀卸売り業「山忠菅岡商店」(1962‐2000閉館)が昭和63(1988)年より本社倉庫(帯広市西1南16)に開設していた私設の資料館です。
[馬鈴薯の原原種農場を活用]

  田園空間博物館の事業趣旨の中で、地域の歴史的建造物を後世に残し伝えることが事業の1つの目的となっており、村内の何点かの建造物が候補になったが、北海道の開拓の歴史からみても100年余りの時間と本州との建築様式の違いから、移築・復元に耐えられる建物が存在しなかった。また、事業制度上、地区内における新築による建物整備は1ヶ所に限られていたことから中札内村の村界に隣接している独立行政法人・種苗管理センターとかち農場(農林水産省・旧馬鈴薯原原種農場)の事務所棟(昭和27年建設)を移築・復元し。後世に残すこととなりました。